美容院経営者の言葉

私が通っている美容院は、我が事務所のクライアントで、とても流行っていてなかなか予約が取れません。先日、カットにおじゃました際に、社長(美容師)から次のようなことを言われました。

・会計は、過去の数値の計算をするだけでは意味がなく、将来の行動の指針となる数値が大切だと思う。
・最近、管理会計について勉強をして、美容院経営にとって重要な数値がわかってきたので、会計事務所の担当者とのやりとりが楽しくなってきた。
・過去の数値を計算するだけなら、会計事務所の顧問料は、価格の問題(つまり、安い方がよい)になってしまう。
・お客のニーズは時代と共に変わる。経営者(美容院も会計事務所も)は、常に時代と戦っていかなければならない。

これは、私に対する叱咤激励の言葉だな、と思いました。
志の高い経営者は、月次決算、税額予測や申告作業だけでは物足りない。
もっと、管理会計的なアドバイスが欲しい。
経営者のニーズは、時代とともに変わってきている。
かがやき税理士法人は、こういった経営者のニーズに対して応えていって欲しい。

この会社を担当してくれているスタッフは、しっかりと月次決算、税額予測、申告作業そしてそれらに関連した相談業務をしっかりやってくれており、税務顧問契約としてのサービスは十分に合格です(いつもありがとうね)。
でも、そこに満足するのではなく、それができたら次は、経営に役立つ管理会計的なサービスをドンドンと提供していかなければならないのです。

お客様のニーズに応えるためには、サービス業に「ここまでで終わり」はありません。我が事務所は「サービス業としての会計事務所」をめざすことを思い出し、お客様にとって本当に有益な管理会計情報をご提供できるように、もう一度、ふんどしを締め直して、毎日の業務に取り組まねば、と思いました。