年賀状への「一言申し添え」
今、来年の年賀状への「一言申し添え」を、すべて書き終えました。
私たちの事務所では、最近は約600枚の年賀状を出しますが、その際に、すべての年賀状に一言を添えることにしています。
毎年、この時期になると、毎日カバンの中に年賀状を少しずつ持って、電車の中などで少しでも時間のある時に書いています。
クライアントへの年賀状には、担当者と私の2人が書くことにしています。
この慣習は、私が独立して以来、毎年恒例になっています。
最近では、年賀状の枚数が増えて、「今年こそ、全部書くのは無理かな?」と少し弱気になったり、「インターネット時代に、年賀状なんて昔の慣習」という友人の言葉に「年賀状をやめると楽になるな・・」と思ったりする時もあります。
今回は、年賀状への「一言申し添え」を書くことについて、今の私の考えを記載したいと思います。
「一言申し添え」を始めたのは、私の大学の恩師が「私は、表も裏もワープロで書いてある年賀状は読みません。」と言われたことがきっかけでした。せっかく出すのだから、読んで頂けるように一言書こう、と思ったのです。
しかし、書いてみたら、次のような良いことがありました。
・一言書く際に、必ずその人のことを思い出すことができます(結構、楽しいです)。
・そうすると、その人に対して、私が行うべきこと(例えば、お礼、お詫び、忘れていた依頼事項等)を思い出すことができます。
(私は、手帳を横に置きながら、思い出したto doを手帳に書き込むようにしています。)
・忘れていたto doの中には、仕事のto do等の結構大事なことがあります(時々、ヒヤッとします)。
・スタッフがクライント先に一言書いている内容を読むと、スタッフの日頃の仕事ぶり(付き合いぶり)が良くわかり、日頃、おろそかになっているスタッフに感謝の気持ちを思い出すことができます。
(スタッフによっては、「今年もよろしくお願いします」の一点張りの人もいますが・・・・。)
・会わなければいけない人を思い出します。
毎年、弱気になりますが、書き終えると、こんなにたくさんの良いことがあって、「書いて良かったな。」と思います。
この年賀状への「一言申し添え」は、自分のために続けていきたいと思っています。
以上