アベノミクスの成果と今後の見通し
昨日、かがやきグループのクライアント交流会(「双肩」と言います)がありました。
この交流会は、今年で11年目になります。
今回は、名古屋大学名誉教授の塚田弘志先生を講師にお迎えして、
「アベノミクス、6カ月の成果と今後の見通し」についての講演会。
総勢60名を超える参加者でした。
塚田先生によれば、アベノミクス効果は円安による年約0.3%程度の成長率はあるが、それ以外の効果は望み薄とのことでした。
平成25年度は、公共投資5.4兆円があるので成長率の底上げとなるが、
平成26年度以降はそれもなく、消費税率アップがあり、
相当厳しいのではないか、ということでした。
実態経済は緩やかな成長過程に入っていることは間違いないようですので、
私たちは引き続き地に足のついた堅実な経営の舵取りが必要のようです。
そして、アベノミクスによる莫大な資金供給がもたらすであろう、
少し先にあるインフレにそなえた対策を講ずる必要があるようです。
今回の交流会双肩、大変に勉強になりました。
塚田先生、ありがとうございました。