とても興奮した出来事

わが、かがやき監査法人は、平成15年の設立です。

設立7年目、東京、大阪、大津、そして安城と4つの事務所ができ、現在、上場会社数社とその他にたくさんのクライントとお付き合いをさせて頂いています。

中小監査法人の中では、最近、難しいと言われている「監査業務」に真正面からまじめに取り組んでいる、若くで張り切っている監査法人の1つだと思っています。

日本の監査法人は、現在、4つの大きな監査法人の寡占状態にあり、その他の中小監査法人は、程度の差こそあれ、4大監査法人の規模からは、大きく離されています。

しかし、近年拡大する、監査業務に関するさまざまな社会的なニーズに、4大監査法人だけで応えることは、コスト面、地理面、ここのスタッフに求められる能力、フットワーク等の面から、不可能だと考えられます。

監査法人の業界内で、大手監査法人と中小監査法人との間で、役割分担が発生してきて当然と思います。

そんな中、志の高い中小監査法人の間で、興味深い動きがあり、そこに、わがかがやき監査法人も参加させて頂いています。

それは、少し専門的になりますが、監査業務を行うための「監査ツール」を共同して開発、運用し、その運用の中で、お互いを高めていこうという動きです。

この監査ツールを使って、大手監査法人に負けない品質のサービスを、適正な報酬で実現していこうという趣旨です。

ある中堅監査法人が企画・発案、発起人になり、いくつかの中小監査法人に声をかけた結果、7つの中小監査法人が、その志に共鳴、賛同して、参加しました。

わが、かがやき監査法人は、参加法人の中で、最も若く、規模も小さく、経験も少ない法人ですが、大変にありがたいことに、対等の「同志」として受け入れて頂きました。

そんな、共同開発の監査ツールが、一年半の開発作業を経て完成し、一昨日の8月25日に完成パーティとがありました。

参加法人のトップが集まる中、私も、かがやき監査法人の仲間達と、そのパーティに参加させて頂きました。

とにかく、このような動きが形になったことについて、「感動」と「興奮」、そして今後の運用と展開を考えると、「身が引き締まる」思いでした。

厳しい戦いの日々の中、とても気持ちの良い、充実感溢れる一時を過ごすことができました。

経済状況と同じく、わが監査法人業界も、とても難しい時期です。

しかし、今回の動きの中で、一緒に悩み戦える同志が、たくさん見つかりました。

気の合う、同世代の友人もできました。

この監査ツールを使って、今まで以上にしっかりした監査業務をし、地域社会にお役立てる監査法人になっていきたいと思います。

今後のかがやき監査法人にご期待下さい。

以上